国際結婚のコミュニティーの探し方

国際結婚をすると、いろんなことで悩んだり、困ったりすることもあると思います。そんな時、同じように国際結婚している人のコミュニティーがあったらいいですね。このページでは、そんなコミュニティーの探し方について紹介します。

 

インターネットで国際結婚コミュニティーを探す時に注意すること

インターネットで、「国際結婚 コミュニティ」、「日本に住んでいるアメリカ人のコミュニティー」等と検索すると、たくさんのコミュニティが出てきます。自治体が主催しているもの、結婚相談所が主催しているもの、個人が主催しているものなど、いろいろ出てきます。中には、営利目的のもの、悪質な業者が運営しているものもあります。インターネットでこうしたコミュニティを探す際には、以下のことに注意しましょう。

コミュニティーの主催者は誰か?

主催者がしっかりと明記されているコミュニティを選んだ方が安心ですね。

参加者はどんな人か?

参加者はどんな人か、どんな人を募集しているのか、何人くらいいるのかも大事ですね。

ただ、こうしたコミュニティは、毎回同じメンバーが参加するとは限りません。1回だけ参加して判断するよりも、何回か参加してみて、自分達に合うかどうかを判断してみてもよいですね。

参加料金はかかるのか?

参加費については、事前にしっかりと確認しましょう。稀にですが、セミナー料といった名目で高額な費用を請求されることもありますので、注意しましょう。他にも、会場費や保険代といった名目で費用がかかることもあるようです。それが納得できる費用なら問題ありませんが、そうでないなら、きちんと確認したほうがよいです。

どんな活動をしているのか?

活動内容は、コミュニティーによって大きく異なります。皆で集まって雑談だけの場合もありますし、一緒に料理をしたり、BBQをしたりする場合もあります。

最近、活動しているのか?

コミュニティーのホームページはあるけれど、最近活動していないコミュニティーも結構あります。問い合わせたけれど、返信がない場合は、ホームページではなく、SNS(インスタやツイッター等)で募集しているとか、そもそも活動停止中の場合もあります。

今も活動しているコミュニティーを探す時は、SNSで探したほうがリアルタイムの情報を得られるかもしれません。

コミュニティーのアプリを利用する

インターネットで、「国際結婚 コミュニティー」と検索しても、自分にあったコミュニティーが見つからなかったり、場所が遠かったりする場合、コミュニティー活動に特化したアプリの活用もお勧めです。

例えば、「ジモティー」です。ジモティーのメリットは、なんといっても、地元のコミュニティを探せることです。

外国料理店、外国食材雑貨店

地元で長く営業している外国料理店(中華料理店、フランス料理店、ベトナム料理店等)では、その地域に住む外国人のコミュニティーができていることがあります。また、店主が地元の外国人コミュニティーを知っていることもあります。

国際結婚したら、地元にある相手の国の料理店にも足を運んでみましょう。何度か通っていると、店の人が顔を覚えてくれ、役立つ情報を教えてくれるかもしれません。

日本語教室

外国人向けの日本語教室も、コミュニティー作りには有効ですね。費用もかなり廉価です。

ここで注意してほしいことは、日本語学校と日本語教室は違います。

現在、日本国内にあるほとんどの日本語学校は、大学や専門学校への進学を目的とした日本語学校です。社会人向けの日本語コースを設けている学校は少ないですが、もし住んでいる場所の近くにあるなら、プロの日本語教師から体系的に日本語を学ぶことができます。

一方、自治体やNPOで運営している日本語教室の講師は、ほとんどがボランティアです。日本語教師の資格を持っている講師は少ないです。多くの日本人は、「日本人なら誰でも日本語を教えることができる」と思いがちですが、日本語を話せない外国人に日本語の文法を分かりやすく教えることはそれほど簡単ではありません。

日本語教室で教えている講師の質は玉石混交ですので、その点には注意してください。

市の広報誌でコミュニティーを探す

市や区の広報誌には、国際交流や外国人支援に関する情報が載ることがあります。例えば、「本場の韓国料理を学ぼう」とか、「国際交流イベント」などの情報です。

こうした情報もこまめにチェックしていると、自分に合ったコミュニティーに出会えることがあります。

コミュニティーに初参加する時の注意点

国際結婚のコミュニティーに初めて参加する時は、時間に遅れないようにしましょう。そして、先に来ている人、後から来る人に、挨拶をしましょう。最初は、挨拶だけしておけば大丈夫です。隅っこのほうにいて、誰かが声をかけているのを待っていたら、誰も声をかけてくれなかったという事態にもなりかねません。その日、たまたま、主催者や面倒見の良い人が来ていないということもありうるからです。

また、初参加の場合は、最初か最後に、自己紹介や感想を求められることがあります。簡単な挨拶で構いません。最後に感想を求められたら、「楽しかったです」とか、「参加させていただき、ありがとうございます」とか、感想とお礼をセットで言うようにすると好印象になります。


この記事を作成した人 つくばワールド行政書士事務所 行政書士 濵川恭一

 

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