スペイン人と国際結婚、日本で暮らす時のビザ
スペイン人と付き合う時に注意すること、スペイン人に喜ばれることなどを紹介しています。全てのスペイン人に当てはまるわけではありませんが、参考になれば幸いです。
スペインの基礎知識
スペイン人と国際結婚することになったら、最低限これだけは知っておきましょう。
- 正式国名 スペイン王国
- 面積 50.6万㎢(日本の約1.3倍)
- 人口 約4,666 万人(2018年1月)
- 首都 マドリード(人口約322万人)(2018年1月)
- 言語 スペイン(カスティージャ)語 ※スペイン憲法第3条は,バスク語(バスク州,ナバーラ州北西部),カタルーニャ語(カタルーニャ州,バレアレス州),ガリシア語(ガリシア州),バレンシア語(バレンシア州),アラン語(カタルーニャ州)を,それぞれの自治州の憲章内容に沿い公用語として認めている。
- 宗教 国民の約70%がキリスト教(カトリック)
スペイン人は情熱的で自由奔放!?
スペイン人というと、陽気で情熱的で自由奔放というイメージがすぐに浮かんできます。
ということは、感情の起伏が激しい人もたくさんいるわけで、感情の爆発がトラブルのもとになりやすいです。一説によると、スポーツの乱闘シーンが多発するのはスペインだそうです。
また、時間やルールに関しても自由過ぎてしまう傾向があります。午前中の仕事を終えて昼食に出ると、そのままシエスタ(昼寝)を取って仕事には戻らない、などという話もあるくらいです。
でも、そこはやはりお国柄ということで受け入れて付き合っていくのが良さそうです。
スペイン人のお宅に伺うと、たいていの場合、食事に誘われます。急なお客で、自宅に大した食材がなくても、精いっぱいの料理を作ってもてなしてくれます。自分たち家族だけでなく、みんなで分け合おうというホスピタリティ精神があるのですね。
スペイン人は家族をとても大切にする
スペイン人は家族で過ごす時間を大切にします。クリスマスや誕生日はもちろん、週末に少しの時間があれば親戚一同が集まって食事をすることも多いです。恋人にも、その家族の輪に入って一緒に楽しむことを求めます。スペイン人との結婚を考えるならば、家族の輪に溶け込む努力はもちろん、ホームパーティーのホスト役に慣れることも必要だといえるでしょう。
時間にルーズなスペイン人
時間をきっちりと守る日本人とは違い、スペイン人は時間にルーズです。遅刻するのは失礼に当たるという感覚がないため、待ち合わせに遅れてきても悪びれる様子はありません。良く言えばおおらかな性格で、例えばスーパーで10台あるレジのうち4台しか稼働しておらず、大行列が出来ているという場面に出くわしても、文句を言うことなく大人しく待っています。スペイン人との結婚を考えるには、時間に対する感覚の違いを理解する必要があるでしょう。
喜怒哀楽の表現が豊かなスペイン人
表現が豊かなのもスペイン人の特徴のひとつです。さっきまで怒っていたのに、次の瞬間には笑っているということもあり、気持ちのスイッチが瞬時に入れ替わります。1日の中でも感情の起伏が激しいため、一緒に居るとその変化に付いていくことが出来ず、疲れてしまうかもしれません。感情表現がストレートで、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いと分かりやすいため、相手の懐を探って気疲れするということはないでしょう。
また、スペイン人は自慢話が大好きです。日本では謙遜することが美徳とされますが、スペイン人は聞き手がうんざりするほど、ありとあらゆることを自慢したがります。陽気で明るい国民性で、オープンで楽天的なため、自慢話が始まると止まらなくなるのです。話すのが大好きで、人の話を聞くよりも自分の話を聞いて欲しいため、スペイン人が集まると主張した者勝ちとなります。
スペインは、芸術にもスポーツにも「スター」を輩出
スペインは、サッカーをはじめとする様々なスポーツに力を入れています。世界で活躍するスペイン出身の選手も非常に多く、国際大会にナショナルチームが参加する際は、応援にも熱が入ります。国を挙げての応援イベントが催されて大盛り上がりするほど、熱狂的なスポーツファンが多いのです。愛国精神が強く、自国を誇りに思う人が多いとも言えます。
また、スペインには、芸術的なセンスを発揮するアーティストが多いです。代表的なのはピカソですね。スペイン人と話をするなら、彼らの自慢の芸術家やプレイヤーの知識は必須のアイテムです。
スペイン人夫(妻)と日本で暮らすためのビザ(在留資格)
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